ビッグローブ光とauひかり徹底比較！あなたにおすすめの光回線はどっち？

そんな疑問をお持ちではありませんか。

自宅の光回線は、契約しているスマホとセット割が組めるものを選ぶと、月々の通信費を抑えることが出来ます。

そこで今回は、au/UQモバイルスマホとセット割が組める光回線 『ビッグローブ光』と『auひかり』を徹底比較！

料金、速度、特典、対応エリア など、様々なポイントで比較し、わかりやすく解説します。

この記事を読めば、あなたにぴったりの光回線を見つけられるはずです！

ビッグローブ光とauひかりで悩んでいる方は、ぜひ参考にしてください。

ビッグローブ光とauひかりの比較表

au/UQモバイルユーザーにおすすめの光回線『ビッグローブ光』と『auひかり』を、わかりやすいように比較表にまとめました。

	ビッグローブ光	auひかり
回線網	光コラボレーション （NTT）	独自回線 （KDDIとNTT）
提供エリア	全国	東海、関西、 沖縄はエリア外
プロバイダ	BIGLOBE固定	8社から選べる
最大通信速度	1Gbps/10Gbps	1Gbps/10Gbps
平均実測値	下り約240Mbps	下り約520Mbps
高速通信	無料オプション	標準搭載
戸建ての 月額料金	5,478円	5,610円
マンションの 月額料金	4,378円	4,180円
開通工事費	実質無料	実質無料
スマホとの セット割	au/UQモバイル	au/UQモバイル
公式特典	工事費実質無料	工事費実質無料 他社違約金還元
代理店特典	最大80,000円	最大77,000円

ご覧の通り、月額料金や開通工事費についてはそこまで差はありません。

また、通信速度はauひかりの方が速いですが、ビッグローブ光も遅いというわけでは無く、十分快適な速度です。

そのため、回線網の特徴やエリアなども考慮して、自分にぴったりの光回線を選びましょう。

ビッグローブ光とauひかりの回線を比較

ビッグローブ光とauひかりは、どちらもKDDIグループの光回線サービスですが、実は使用している回線に違いがあります。

それぞれの特徴を見ていきましょう。

1. ビッグローブ光は光コラボレーションサービス

ビッグローブ光は、プロバイダの『BIGLOBE』が提供する光コラボレーションサービスです。

フレッツ光の品質・速度はそのままに、フレッツ光よりリーズナブルにインターネットが利用できます。

また、全国対応しており、光コラボレーション同士であれば工事不要で乗り換えできるのも魅力です。

2. auひかりは独自回線サービス

auひかりは、KDDIが自社で保有している光回線網と、NTTの予備回線であるダークファイバーを組み合わせて提供しているインターネットサービスです。

回線を占有できるため、多くの事業者でシェアして利用する光コラボレーションに比べて、通信速度が速くなりやすいのが特徴です。

一方で、光コラボレーションに比べて対応エリアが狭いのがデメリットとなります。

ビッグローブ光とauひかりの提供エリアを比較

光回線系インターネットサービスは、光ファイバーケーブルを宅内まで引き込むことで高速通信を実現しています。

そのため、光ファイバーが整備されていない地域では利用できません。

ビッグローブ光とauひかりの提供エリアには、下記のような違いがあります。

1. ビッグローブ光は全国対応

NTTのフレッツ光回線を利用しているビッグローブ光は、日本全国で利用可能です。

とはいえ、離島や山間部など一部地域は提供エリア外の場合もあるので、事前にフレッツ光の公式サイトでエリア確認しておきましょう。

NTTは東日本と西日本に会社が分かれているので、対応しているエリアのWebサイトをご確認ください。

2. auひかりは対象外エリアがある

一方、独自回線のauひかりには提供外のエリアが存在します。

地図の通り、東海地方、関西地方、沖縄は提供エリア外です。

また、提供エリアとされている県でも、市区町村単位で確認すると提供エリア外となってしまう住所もあります。

まずは、auひかりの公式サイトでエリア確認してみましょう。

ちなみに、KDDIのグループ会社や提携会社がインターネット回線を提供しているエリアでは、auひかりの提供を避けているという理由もあるようです。

＼ KDDI公式 ／

3. マンションタイプはあらかじめ設備が導入されている必要がある

ビッグローブ光やauひかりのマンションタイプを契約するためには、その物件にあらかじめそれぞれの光回線設備が導入されている必要があります。

上記の設備が導入されていなければ、そもそもマンションタイプで契約することは出来ません。

比較すると、フレッツ光の設備を導入しているマンションが多く、auひかり導入済み物件は少ないです。

なお、対応エリア内であれば、マンションやアパートでも戸建て向けプランを申し込むことは可能です。

ただし、工事でビス留めや穴あけを行う可能性があるため、事前に管理会社やオーナーに許可を得ておきましょう。

ビッグローブ光とauひかりのプロバイダを比較

光回線系のインターネットサービスを利用するには、回線とプロバイダ両方のサービスが必要です。

例えばフレッツ光の場合、回線はNTTと契約しますが、別途プロバイダ事業者とも契約する必要があります。

しかし、2015年から始まった光コラボレーションにより、回線サービスとプロバイダサービスをセットにして販売できるようになりました。

それでは、ビッグローブ光とauひかりのプロバイダ事情は、どうなっているのでしょうか。

1. ビッグローブ光のプロバイダは『BIGLOBE』

ビッグローブ光は光コラボレーションサービスです。

そのため、BIGLOBE1社と契約すれば、インターネットが利用できるようになります。

プロバイダは、もちろん『BIGLOBE』になります。

2. auひかりは8社の提携プロバイダから選択できる

auひかりもビッグローブ光と同様、回線とプロバイダがセットになった『一体型光回線』です。

契約はKDDIがとりまとめ、回線料金とプロバイダ料金は合算で請求されます。

ただし、プロバイダは下記8つの中から利用者が選択できるようになっているんです。

料金はどのプロバイダを選んでも変わりません。

一方で、セキュリティサービスやサポートオプションなどは、プロバイダによって内容が変わります。

好きなプロバイダがある方や、使いたいプロバイダオプションがある方には、良いサービスと言えるでしょう。

ビッグローブ光とauひかりの通信速度を比較

インターネットの快適さは、通信速度に大きく左右されます。

ここでは、ビッグローブ光とauひかりの通信速度を、最大通信速度、平均実測値、高速通信の対応状況の3つのポイントから比較します。

1. 最大通信速度

もしかしたらauひかりの方が速いイメージがあるかもしれませんが、最大通信速度はどちらも同じです。

ビッグローブ光	auひかり
1Gbps/10Gbps	1Gbps/10Gbps

最大通信速度というのは、『すべての環境が完全に整っている場合に期待される理論値』のことです。

しかし、家庭環境で全ての環境を完璧に整えるのは難しいので、実際にこの速度が出ることはまずありません。

2. 平均実測値

平均実測値は、実際に速度を計測した結果の平均値です。

最大通信速度より、自分が契約した際の速度に近い可能性が高く参考になります。

速度測定サイトが公表しているビッグローブ光とauひかりの平均実測値を引用して、表にまとめました。

	ビッグローブ光	auひかり
下り	239.32Mbps	520.52Mbps
上り	261.75Mbps	520.79Mbps
Ping値	17.41ms	14.73ms

ご覧の通り、auひかりの方が圧倒的に速いです。

これが、混雑しにくい独自回線の特徴と言えるでしょう。

ただし、ビッグローブ光の通信速度も決して遅いわけではありません。

この速度でも、高速通信を必要とするオンラインゲームや動画配信などを快適に利用することが可能です。

なお、実測値は時間帯や環境によって変動します。

あくまでも参考値として捉えましょう。

3. 高速通信の対応状況

ビッグローブ光とauひかりは、快適にインターネットが利用できるようになる高速通信規格に対応しています。

どちらのサービスも、回線混雑を避け、高速・快適にインターネットが利用できるようになります。

また、どちらも初期費用・月額料金は無料です。

ただし、対応状況に少し違いがあります。

ビッグローブ光のIPv6オプションは、別途申し込みが必要で、さらに対応したWi-Fiルーターを接続する必要があります。

一方、auひかりのIPv4/IPv6デュアルスタックは標準搭載で申し込みの必要が無く、最初から高速通信が利用可能です。

どちらも無料で高速通信が利用できる点は同じですが、分かりやすさでいえばauひかりの方に分があります。

ビッグローブ光とauひかりの料金を比較

光回線を選ぶ上で、料金は重要なポイントです。

ここでは、ビッグローブ光とauひかりの月額料金と初期費用を比較します。

1. 月額料金はほぼ同じ

	ビッグローブ光	auひかり
戸建て	5,478円	5,610円
マンション	4,378円	4,180円
10ギガ	6,270円	6,798円

表の通り、月額料金に関してはそこまで極端な差はありません。

2. 初期費用の違い

光回線の初期費用は『事務手数料』と『開通工事費』の2種類あります。

事務手数料は、契約を結ぶ際に1度だけかかる料金。

開通工事費は、光ファイバーを引き込む際の工事料金です。

	ビッグローブ光	auひかり
事務手数料	3,300円	3,300円
開通工事費	28,600円 ⇒実質無料	41,250円 ⇒実質無料

はっきり言って、auひかりの開通工事費は他の光回線と比べて高額です。

しかし、ビッグローブ光とauひかりはどちらも『工事費割引キャンペーン』を行っていて、実質無料になるので安心してください。

※auひかりの戸建て向けタイプは、同時に光電話を契約することが条件。

なお、工事費割引キャンペーンは、工事費と同額を数年かけて割り引くことで実質無料にする仕組みです。

そのため、全ての割引が適用される前に解約してしまうと、残った工事費の支払い義務が発生する点に注意が必要です。

ビッグローブ光とauひかりのスマホセット割を比較

ビッグローブ光とauひかりは、どちらも同じスマホとのセット割に対応しています。

1. auスマホ：auスマートバリュー

auスマートバリューは、対象の光回線と光電話、auスマホをセットで利用することで、スマホの月額料金割引が受けられるサービスです。

割引額は最大1,100円で、家族のauスマホやタブレットも併せて合計10回線まで割引対象にできます。

家族にauスマホユーザーが多ければ、とても大きな割引が期待出来ます。

なお、スマホの契約プランによって割引額が変わってくるので、事前に確認しておきましょう。

2. UQモバイルスマホ：自宅セット割 インターネットコース

自宅セット割 インターネットコースは、対象の光回線と光電話、UQモバイルスマホをセットで利用することでスマホの月額料金割引が受けられるサービスです。

スマホ1台につき最大1,100円の割引が、家族のスマホを含めて最大10台まで受けられます。

ちなみに、自宅セット割 インターネットコースとauスマートバリューは、合計10台まで併用可能です。

例えば、親はauスマホで、子供はUQモバイルスマホを使っているご家庭でも、大きな割引効果が期待できます。

3. なぜビッグローブ光でauスマホやUQモバイルスマホとのセット割が受けられるの？

auひかりでauスマホやUQモバイルとのセット割が組めるのは当然として、ビッグローブ光でも同じようにセット割が受けられることに疑問を持つ人もいるでしょう。

これは、実はBIGLOBEがKDDIのグループのプロバイダだからなんです。

下記は、BIGLOBEの公式サイトに掲載されているリリース文です。

KDDIグループ「ビッグローブ株式会社」のスタートにあたって

いつもBIGLOBEをご利用いただき、誠にありがとうございます。

このたび、2017年1月31日付で当社はKDDIグループ会社として新たなスタートを切りました。

今後、BIGLOBEはKDDIグループシナジーを通して、お客さまにとって更に魅力的なサービスをご提供してまいります。

KDDIグループ「ビッグローブ株式会社」のスタートにあたって

BIGLOBE、au、UQモバイルはKDDIグループの一員ですので、auスマートバリューや自宅セット割が組めるのも不思議ではありません。

ビッグローブ光とauひかりの公式キャンペーンを比較

ビッグローブ光とauひかりは、それぞれ魅力的な公式キャンペーンを展開しています。

	ビッグローブ光	auひかり
初期工事費割引	あり	あり
他社違約金還元	なし	あり

キャンペーン内容を見ていきましょう。

1. 初期工事費割引キャンペーン

ビッグローブ光とauひかりは、『初期工事費割引キャンペーン』を実施しています。

どちらも工事費と同額が割り引かれ実質無料になる内容です。

ただし、auひかりの戸建て向けタイプは光電話も同時契約しないと実質無料になりませんので、ご注意ください。

2. 他社違約金還元キャンペーン

auひかりは、他社回線の解約違約金を最大3万円まで還元する『乗りかえスタートサポート』を実施しています。

たとえば、フレッツ光からauひかりへ乗り換える場合、更新月以外に解約するとフレッツ光へ違約金を支払わなければなりません。

その違約金と同額を、KDDIがキャッシュバックしてくれるんです。

また、『乗りかえスタートサポート』は違約金だけでなく下記の費用も還元対象です。

一方、残念ながらビッグローブ光には、他社違約金還元サービスはありません。

高額な違約金が発生する場合は、auひかりへの乗り換えを検討してみるといいでしょう。

ただし、先ほど例に出したフレッツ光からの乗り換えの場合、ビッグローブ光なら工事不要で解約違約金も発生しません。

ビッグローブ光はフレッツ光の回線を利用しているため、設備をそのまま使いまわせるからです。

現在フレッツ光を利用中であれば、工事不要で違約金も発生しないビッグローブ光への乗り換えを検討してみてはいかがでしょうか。

ビッグローブ光とauひかりの代理店キャンペーンを比較

光回線は、申し込み窓口によって受け取れる特典が大きく異なることをご存知ですか？

ビッグローブ光やauひかりには、公式サイトの他にも提携プロバイダや代理店のWebサイト、家電量販店など、様々な申し込み窓口があり、それぞれ独自の申し込みキャンペーンを実施しています。

もちろん、サービスや回線速度はどこから申し込んでも変わらないので、どうせなら特典が充実している窓口を選びましょう。

中でもおすすめなのが、Web代理店です。

Web代理店は、集客のために魅力的な特典を用意して、申し込みキャンペーンを実施しています。

また、ホームページで集客する分、家賃や人件費などのコストを抑えられるため、公式サイトや実店舗よりも豪華な特典を提供していることが多いんです。

ここでは、auひかりとビッグローブ光をどちらも扱っているWeb代理店『NNコミュニケーションズ』のキャンペーン内容を比較してみましょう。

＼ NNコミュニケーションズのキャンペーン ／

	ビッグローブ光	auひかり
キャッシュバック	最大80,000円	最大77,000円
公式特典	併用可能	併用可能
ルータープレゼント	あり	あり
進呈時期	代理店分：最短1カ月 公式分：最短12カ月	代理店分：最短1カ月 プロバイダ分：最短3カ月

ご覧の通り、最大キャッシュバック額に大きな差は無く、どちらを選んでもお得に申し込めます。

また、NNコミュニケーションズの申し込みキャンペーンは、申請方法がカンタンなことでもおすすめです。

光回線の申し込み時にキャッシュバック手続きも一緒に完了するため、申請忘れや受け取り忘れる心配がありません。

申し込みキャンペーンはビッグローブ光もauひかりも同じくらいお得ですので、対応エリアや速度・料金などを比較して、自分に合っていると感じた方からチェックしてみましょう！

まとめ

au/UQモバイルスマホとセット割が組める光回線 『ビッグローブ光』と『auひかり』を徹底比較しました。

今記事のまとめです。

ビッグローブ光とauひかりはどちらも優れた光回線で、月額料金や工事費、申し込み特典など大きな差はありません。

また、通信速度はauひかりの方が速いですが、ビッグローブ光も遅いというわけでは無く、十分快適な速度です。

そのため、回線網の特徴やエリアなどを中心に検討して、自分にぴったりの光回線を選びましょう。

とにかく速い回線が良い方や、他社回線から乗り換える際に違約金が発生する方は『auひかり』がおすすめです。

ただし、一部対応していないエリアがあるのでご注意ください。

一方、ビッグローブ光は日本全国で契約可能です。

また、フレッツ光や他社光コラボレーションからの乗り換えなら、工事が不要なビッグローブ光がおすすめです。

どちらにしようか迷っている方は、ぜひこの記事を参考に、自分にぴったりの光回線を見つけてください！